活動家団体、今度はモネ作品をスープで攻撃
食に関する活動家団体「Riposte Alimentaire」が、フランス・リヨン美術館で展示中のクロード・モネ《春》にスープを投げつける攻撃を行った。
食に関する活動家グループ「Riposte Alimentaire(食の反撃)」が2月10日、フランス・リヨン美術館で展示中のクロード・モネ《春》(1872)にスープを投げつける攻撃を行った。
同団体のX(旧Twitter)では犯行の様子が投稿されており、「芸術は人生に対するもっとも美しい賛辞である。しかし、未来の芸術家たちには、焼け野原になった地球で描くべきものは何も残されていない。彼らはもはや夢を見ることはないだろう。いくつもの対立が渦巻く世界で。私たちにはまだ選択肢がある。目覚め、抵抗しなければならない」などとコメントを残している。
作品はガラスによって保護されていたが、今後詳しい調査が行われる予定だという。
💬 “Ce printemps sera le seul qui nous restera si nous ne réagissons pas. Que vont peindre nos futurs artistes ? A quoi rêverons-nous s'il n'y a plus de printemps ?”
— Riposte Alimentaire (@riposte_alim) February 10, 2024
ont scandé Ilona et Sophie, citoyennes engagées avec la campagne Riposte Alimentaire. [2] pic.twitter.com/bg4UNnejFF
持続可能な食料の供給を主張する「Riposte Alimentaire」は、今年に入ってルーヴル美術館で《モナ・リザ》にスープを投げつけるという攻撃を行っている。