ゴールデンウィークはスパイラルの「SICF24」へ。170組の作家によるノンジャンルのアートフェスティバル
スパイラル恒例となっている、若手作家の発掘・育成・支援を目的とした公募展形式のアートフェスティバル「SICF24(第24回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)」が、5月2日〜7日の6日間にわたり開催される。
東京・南青山のスパイラルが若手作家の発掘・育成・支援を目的として2000年から開催している公募展形式アートフェスティバル。昨年はのべ1万1000人以上の来場者を記録したこのフェスティバルが、今年も第24回「SICF24」として5月2日〜7日の6日間にわたり開催される。
「SICF24」はブース出展形式の「EXHIBITION」と、生活に携わる分野のものづくりを対象とした部門「MARKET」の2部門で構成。
「EXHIBITION」では、100 組の気鋭の若手作家が2会期に分かれ、立体、インスタレーション、絵画、写真、イラストレーション、プロダクトやそれら既存のジャンルにとらわれない作品を発表し、活発なプレゼンテーションを展開する。
「MARKET」も同様に、70 組の作家が 2会期に分かれ、工芸、クラフト、アクセサリー、プロダクト、ファッションなど生活を豊かに彩る作品を展示、販売をする。
また、会期の最終日には、来場者の投票によって決まるオーディエンス賞や、もっとも作品を売り上げたクリエイターに贈られるベストセールス賞をはじめ、各審査員賞、準グランプリ、グランプリ等各賞を優秀作品が授与される。
会期中は、関連イベントとして、デザインスタジオ・積彩(SICF22 EXHIBITION 部門 出展)による 3Dプリンターを使用したカスタマイズ作品販売を行なうほか、昨年の「MARKET」にて、グランプリを受賞したLeo Kodaの個展のほか、各賞を受賞した4名による受賞者展を同時開催。
若い表現者の新鮮なクリエイションを見るだけでなく、購入することもできるSICF24。ゴールデンウィークはその熱気を体感するために、ぜひスパイラルに足を運んでもらいたい。