EXHIBITIONS

TOKYO ART BOOK FAIR 2022

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「TOKYO ART BOOK FAIR 2022」が東京都現代美術館で開催される。

 TOKYO ART BOOK FAIRは、アート出版に特化したブックフェア。今年は、国内外から約200組の独創的なアートブックを制作する出版社、ギャラリー、アーティストらが集結し、つくり手たちによる展示やイベントを通して、本の魅力を伝える。

 会場となるのは、東京都現代美術館の企画展示室およびエントランスホールなど。「ENTRANCE」「EXHIBITION SPACE」「ZINE'S MATE」「PRINTER」 と、4つのエリアにブースが展開される。

 6回目を迎える、ひとつの国や地域に焦点を当て出版文化を取り上げる企画「Guest Country」ではフランスを特集。同国の豊かな出版文化を多角的にひも解く展示のほか、ボッテガ・ヴェネタ、資生堂による特別展、昨今アートブックシーンで注目されているリソグラフ作品を紹介するプログラムを行う。

 その他、ディレクターに黒木晃を迎えリニューアルした「ZINE’S MATE」エリアには個人で活動を行うアーティスト、出版社が出展。「第1回 TOKYO ART BOOK FAIR」のタイトルを冠し、原点回帰の思いも込めて新規出展者を積極的に迎える。

 また会期中には、ゲストを招いてのトークショーやワークショップ、作家によるサイン会などの様々なコンテンツを展開。本フェアは、進化を続けるアートブックのいまを体験できる場を創出する。