EXHIBITIONS
水のいろ、水のかたち展
国立工芸館で「水のいろ、水のかたち展」が開催される。
私たちの生活に欠かすことの出来ない「水」は、形も色も定まっていない。しかしながら、古来より海や川といったモチーフが、様々な色や形で描かれてきた。工芸作品においても水は多くの作家に着想を与えており、蒔絵で描かれた波紋や急流を思わせる竹の編み、多数の色糸で織り上げた水辺の景色など、創意工夫と技術の熟練によって幅広く表現されてきた。
本展では、同館の所蔵品を中心に水を表現した作品を多数展示。作家がいかに水と向き合い、これをどのように捉えて作品に昇華させたのかといったエピソードもあわせて紹介される。さらに、「水」そのものだけでなく、水差しやグラス、文房具の水滴、そして茶の湯における水の器、水指などの「水のうつわ」が持つ用途と形状にも焦点を当てるという。
「水」というとらえどころのないものだからこそ表出する、作家独自の観察眼に基づいた表現の数々。そこではまた、鑑賞者一人ひとりが抱く「水のいろ、水のかたち」も見えてくることだろう。
私たちの生活に欠かすことの出来ない「水」は、形も色も定まっていない。しかしながら、古来より海や川といったモチーフが、様々な色や形で描かれてきた。工芸作品においても水は多くの作家に着想を与えており、蒔絵で描かれた波紋や急流を思わせる竹の編み、多数の色糸で織り上げた水辺の景色など、創意工夫と技術の熟練によって幅広く表現されてきた。
本展では、同館の所蔵品を中心に水を表現した作品を多数展示。作家がいかに水と向き合い、これをどのように捉えて作品に昇華させたのかといったエピソードもあわせて紹介される。さらに、「水」そのものだけでなく、水差しやグラス、文房具の水滴、そして茶の湯における水の器、水指などの「水のうつわ」が持つ用途と形状にも焦点を当てるという。
「水」というとらえどころのないものだからこそ表出する、作家独自の観察眼に基づいた表現の数々。そこではまた、鑑賞者一人ひとりが抱く「水のいろ、水のかたち」も見えてくることだろう。