EXHIBITIONS
横尾忠則「銀座番外地 Tadanori Yokoo My Black Holes」
ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)で、横尾忠則による展示「銀座番外地 Tadanori Yokoo My Black Holes」が開催されている。
横尾忠則は1936年兵庫県生まれ。近年は画家として知られる横尾は、1956年から数年間、神戸新聞社でグラフィックデザイナーとして活動した経歴を持つ。59年に独立してからは、唐十郎、寺山修司、土方巽といった舞台芸術のポスターなどを数多く手がけ、69年にはパリ青年ビエンナーレ版画部門大賞を受賞、72年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で個展の開催も実現している。
本展では、横尾が日本芸術院<建築・デザイン>分野の会員に選出された主な評価理由でもある、「文学、演劇、音楽、映画、ファッション等、様々な分野に活動の場を拡げた43年前のデザイン」(1960~80年代)に焦点を当てる。
会場では、完成品のポスターや書籍ではなく、作品を構成するラフスケッチ、アイデアノート、デッサン、表現エレメントとしてのドローイング、原画、コラージュの数々を展示。作品が完成する以前の膨大な「デザイン表現のプロセス」を探り、いまだ生成し活動し続ける横尾の「ブラックホール」のようなアイデアの海に鑑賞者を誘う試みとなっている。
横尾忠則は1936年兵庫県生まれ。近年は画家として知られる横尾は、1956年から数年間、神戸新聞社でグラフィックデザイナーとして活動した経歴を持つ。59年に独立してからは、唐十郎、寺山修司、土方巽といった舞台芸術のポスターなどを数多く手がけ、69年にはパリ青年ビエンナーレ版画部門大賞を受賞、72年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)で個展の開催も実現している。
本展では、横尾が日本芸術院<建築・デザイン>分野の会員に選出された主な評価理由でもある、「文学、演劇、音楽、映画、ファッション等、様々な分野に活動の場を拡げた43年前のデザイン」(1960~80年代)に焦点を当てる。
会場では、完成品のポスターや書籍ではなく、作品を構成するラフスケッチ、アイデアノート、デッサン、表現エレメントとしてのドローイング、原画、コラージュの数々を展示。作品が完成する以前の膨大な「デザイン表現のプロセス」を探り、いまだ生成し活動し続ける横尾の「ブラックホール」のようなアイデアの海に鑑賞者を誘う試みとなっている。