落合陽一 『ﾇﾙ即是計算機自然:符号化された永遠, オブジェクト指向本願』

　日下部民藝館で、落合陽一による個展 「ﾇﾙ即是計算機自然:符号化された永遠, オブジェクト指向本願」が開催されている。

　落合陽一は1987年東京都生まれ。東京大学学際情報学府を修了。メディア・アーティストとして、茨城県北芸術祭2016、「Media Ambition Tokyo」（2017、2018、2019）などに参加。コンピュータと、人間や自然といった非コンピュータリソースが親和することで再構築される未来の世界像 「デジタルネイチャー（計算機自然）」を提唱し、アナログとデジタルのテクノロジーを混在させた作品を発表している。

　本展では、計算機自然と人間存在の普遍性・非進歩性をテーマに、空間と時間、質量と物質の相互接続性を探求し、それを真言密教の形式や易学をモチーフに展開している。