EXHIBITIONS
ハ・ジョンヒュン (河鍾賢)個展
BLUM 東京で、ハ・ジョンヒュン(河鍾賢)による個展が開催される。
ハ・ジョンヒュンは1935年韓国山淸郡生まれ、現在韓国ソウルを拠点として活動。国立現代美術館果川館(韓国、2012年)や、Palazzetto Tito (Istituzione Fondazione Bevilacqua La Masa) で開催された、第59回ヴェネツィア・ビエンナーレに合わせた回顧展 (2022年) をはじめこれまでに数多くの個展を開催してきた。
本展では、ハ・ジョンヒュンが長年取り組んできた「接合」シリーズから8点の新作の絵画作品を発表。垂直方向のマーク・メイキング、斜めに交差するコンポジション、キャンバスを横切るジェスチャーの痕跡といった、とくに近年取り組んでいる絵画の展開を見ることができる。
1974年から制作を始めた「接合」シリーズは、キャンバスの裏側から粘性のある油絵具を押し出し、表面にはみ出した絵具のフィールドをブラシで塗りつぶしたり削ったりして、構成する素材の本質を露出させた抽象的なコンポジションを形成した絵画作品。ハ・ジョンヒュンは、本シリーズにおいて、独自の背圧手法を用い、絵具とキャンバスの物質的な融合を探求している。
ハ・ジョンヒュンは1935年韓国山淸郡生まれ、現在韓国ソウルを拠点として活動。国立現代美術館果川館(韓国、2012年)や、Palazzetto Tito (Istituzione Fondazione Bevilacqua La Masa) で開催された、第59回ヴェネツィア・ビエンナーレに合わせた回顧展 (2022年) をはじめこれまでに数多くの個展を開催してきた。
本展では、ハ・ジョンヒュンが長年取り組んできた「接合」シリーズから8点の新作の絵画作品を発表。垂直方向のマーク・メイキング、斜めに交差するコンポジション、キャンバスを横切るジェスチャーの痕跡といった、とくに近年取り組んでいる絵画の展開を見ることができる。
1974年から制作を始めた「接合」シリーズは、キャンバスの裏側から粘性のある油絵具を押し出し、表面にはみ出した絵具のフィールドをブラシで塗りつぶしたり削ったりして、構成する素材の本質を露出させた抽象的なコンポジションを形成した絵画作品。ハ・ジョンヒュンは、本シリーズにおいて、独自の背圧手法を用い、絵具とキャンバスの物質的な融合を探求している。