Ginza Sony Parkで写真と遊ぶ。「#005 PHOTO Playground」で鈴木理策、本城直季、小山泰介らが作品を展示
2018年8月、東京・銀座のソニービル跡地にオープンしたGinza Sony Park。その「公園」としての特性を活かし、写真の立体展示や大型展示を行うプログラム「『#005 PHOTO Playground』~写真と出会う、写真と遊ぶ~」が開催されている。会期は3月3日まで。
2018年8月、銀座・ソニービル跡地にオープンしたGinza Sony Parkは、年間を通して体験型イベントやライブプログラムを実施してきた。現在、その第5弾となる「『#005 PHOTO Playground』~写真と出会う、写真と遊ぶ~」が開催中だ。
本展では、様々なアーティストたちがGinza Sony Parkの「公園」としての特性を活かし、写真の立体展示や大型展示を行う。
地上フロアには、フランスのグラフィック・アーティストであるダミアン・プーランによる約4メートルの巨大な猫の彫刻《猫も杓子も / Catgrapher》が出現。ステージ上に登った来場者は猫に写真を撮られ、その写真をダウンロードして持ち帰ることのできる体験型の作品だ。
地下2階の実際に水をたたえた池のなかには、鈴木理策による作品《Water Mirror》を展示。池を覗き込むと、睡蓮や周りの風景が映り込むもうひとつの水面が浮かび上がり、新たな視覚体験を提示する。
また、現実の風景をジオラマのように見せる写真で知られる本城直季の作品《small planet / Yoyogi park》も登場。今回は2メートルを超える大型の展示を行い、都会の公園で思い思いに時間を過ごす人々の、どこか非現実的で不思議なイメージを楽しむことができる。
そのほかにも、小池健輔、関健作、木藤富士夫、小林健太、小山泰介、藤原聡志が参加。銀座の街に出現した公園で、新しい写真との出会いを楽しんでみてはいかがだろうか。