キュンチョメが震災に関わる16作品を一挙公開。個展「ここにいるあなたへ」が横浜の民家を舞台に開催
東日本大震災の発生から10年を迎える今年3月11日。キュンチョメが個展「ここにいるあなたへ」を横浜の民家2軒で開催する。
アートユニット・キュンチョメが、東日本大震災から10年となる今年3月11日より、個展「ここにいるあなたへ」を開催する。会期は4月12日まで。
キュンチョメは、2011年に発生した東日本大震災をきっかけに活動を始め、継続的に被災地域に滞在しながら震災と向き合い続けてきた。今回の個展では、この10年間にキュンチョメが制作した、震災に関わる現在公開可能な16作を公開。横浜にある2軒の民家が会場となる。
キュンチョメは本展開催に際し、ステートメントのなかで「私の祈りは自己中心的で、無謀で、怒りに満ちていました。めちゃくちゃかもしれません。でも、あの震災はめちゃくちゃだったんです。だから、めちゃくちゃな祈りが必要だったのです。そしてそれは10年経った今も変わりません」と記しており、本展を「これから先の10年、100年、数えられないほど遠くの未来に飛ばしていくため」に行わるものとしている。