建築家・磯崎新を偲んで。「磯崎 新 ―水戸芸術館を創る―」展が水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催へ
昨年12月28日に逝去した建築家・磯崎新を偲び、「磯崎 新 ─水戸芸術館を創る─」展が水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。会期は3月1日~6月25日。
昨年12月28日に91歳で逝去した建築家・磯崎新を偲び、「磯崎 新 ─水戸芸術館を創る─」展が茨城県水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される。同館は磯崎によって設計され、1990年に開館した。会期は3月1日~6月25日。
磯崎は1931年大分県生まれ。54年に東京大学工学部建築学科を卒業し、丹下健三の指導のもとで建築家としてのキャリアをスタートさせた。63年には建築事務所「Arata Isozaki & Associates」を設立し、約60年にわたってアジアやヨーロッパ、北アメリカ、中東、オーストラリアなど、世界各地で100以上の作品を手がけた。
本展では、2019年に同館で開催された「磯崎新 ―水戸芸術館縁起―」展を再現するとともに、磯崎のシルクスクリーン版画作品、当館設計時の資料などが展示されるという。