ユニクロがテート・モダンの25周年を記念してパートナーシップ拡大。ポップアップストアに限定商品も

　イギリス・ロンドンの現代美術館、テート・モダンの25周年を記念し、同館がユニクロとのパートナーシップを拡大。25周年記念イベント「Birthday Weekender」を開催するほか、館内にポップアップストア「Uniqlo Tate Shop, Art For All」をオープンさせる。

　ユニクロは2021年にテート・モダンと3年間のグローバルパートナーシップを締結。24年1月には29年まで契約を延長している。現在はファミリー向けワークショッププログラム「UNIQLO Tate Play」を、タービンホールなどテート・モダンを象徴するスペースで定期開催し、様々なアートと遊びの要素を兼ね備えたワークショップによって、子供と大人がともにアートに触れ、学び、成長できる場を提供している。

　今回のパートナーシップ拡大にともない開催される「Birthday Weekender」は、5月9日〜12日に開催される、音楽とアート、パフォーマンスの祭典だ。インタラクティブ・アートとライブ・パフォーマンスを中心にしたプログラムを通じて、アートを楽しむ機会をあらゆる人に無料で提供する。来館者は、音楽ライブやパフォーマンス、トークショー、ワークショップ、ミュージアムツアーのほか、タロット占いから映画上映まで、さまざまなイベントを、フード・ドリンクとともに堪能することができる。

　また、ポップアップストア「Uniqlo Tate Shop, Art For All」では、UTme!の限定Tシャツコレクションを販売。テート・モダンが収蔵・展示するルイーズ・ブルジョワの巨大な蜘蛛のブロンズ像《Maman》や、サルバドール・ダリの《Lobster Telephone》といった有名作品のほか、新たにテートの収蔵作品に加わったアヨン・キムらの作品をデザインしている。