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2025.3.24

東博に「イマーシブシアター」が登場。縄文土器からアニメまで上映

東京国立博物館が、本館特別5室で行う「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」を披露した。

「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」会場風景
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 「イマーシブ」という没入型の展覧会が人気を集めるいま、日本最古の博物館である東京国立博物館が、同館本館の特別5室においてイマーシブシアターをスタートさせた。会期は3月25日〜8月3日。

 「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」と題された本展は、展示室の正面に高さ約7メートルの巨大な正方形LEDモニターを設置。また左右壁面にもLEDモニターが設置されており、鑑賞者が映像に囲まれるようなかたちとなっている。

「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」会場風景
「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」会場風景

 会場で上映される映像は約24分。「第1幕 : タイムトラベル 日本の美」「第2幕 : 江戸中期 蔦屋重三郎がポップカルチャーの礎を築いた」「第3幕 : 日本アニメの誕生と飛躍」「第4幕 : 日本アニメと日本文化の共通コード」で構成されており、「埴輪 挂甲の武人」、「松林図屏風」(長谷川等伯筆)、「洛中洛外図屏風(舟木本)」(岩佐又兵衛筆)などの国宝から、手塚治虫、高畑勲、細田守、ポケモンといった日本を代表するアニメーションまで、古今の日本文化が高解像度で紹介される。

 映像制作は、齋藤精一が主宰するパノラマティクスと、井口皓太が共同代表を務めるCEKAIが担当。ナビゲーターは、大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の蔦屋重三郎役で注目を集める横浜流星。また音楽は映画、テレビ、演劇、ダンス、ファッション、広告など様々なメディアでの音楽制作を手掛ける蓮沼執太が手がけた。

「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」会場風景
「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」会場風景
「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」会場風景
「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」会場風景
「イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~」会場風景