「Art Collaboration Kyoto 2024」のプログラム全容が発表。秋の京都でアートを満喫
「Art Collaboration Kyoto 2024」が、11月1日〜3日の会期で第4回目の開催を迎える。メインプログラムのほか、ACK主催の「ACK Curates」や会場デザインの刷新、スペシャルプログラム、市内連携プログラムなどが予定されており、多彩なプログラムが展開される。
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Courtesy of ACK, photo by Moriya Yuki
京都を舞台に、「コラボレーション」をコンセプトに開催されている国際的なアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」。その2024年版のプログラム全容が発表された。
今年のフェアには、世界中の老舗から新進気鋭のギャラリーまで69軒が参加し、「ギャラリーコラボレーション」と「キョウトミーティング」というふたつのセクターで展示される。加えて、ACK主催の「ACK Curates」として、毎年異なるテーマに基づく企画展「パブリックプログラム」や「ACK Talks」「ACK Kid’s Programs」などの多彩なプログラムも展開される。
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4回目を迎える今回は、会場デザインを刷新し、格子状の基本構造で統一しつつ、出展ギャラリーごとにカスタマイズ可能な柔軟性を持たせた設計となっている。「ACK Curates 2024」のテーマは「Resilience~わたしたちがつなぐものたち」であり、これまで掲げてきた「アート起点の繋がりと新しい価値の創出」「コミュニティ形成と長期的な向上」「アートにおけるエコシステムの整備と発展」といったビジョンの実現をさらに強化することを目指すという。
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© Maria Nepomuceno Courtesy of nca | nichido contemporary art
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Courtesy of the artist, Tanya Bonakdar Gallery and Kiang Malingue
「パブリックプログラム」では、香港を拠点に活動するキュレーションプラットフォーム・Arts Collectiveをゲストキュレーターに迎え、社会を動かす原動力としての身体性の高い作品に焦点を当てる。また、「ACK Talks」では、アートに限らず、政治、経済、ファッション、建築、食など幅広い分野から専門家を招き、多様な価値観を共有し新しい世界とつながるためのセッションが展開される予定だ。さらに、「ACK Kids’ Programs」では、バイリンガル対応の託児所や子供向けのガイドツアー、アーティストとのワークショップが実施され、家族で楽しめる内容となっている。
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Courtesy of ACK, photo by Moriya Yuki