EXHIBITIONS
菅かおる 「microcosm」
Gallery PARCで、菅かおるによる個展 「microcosm」が開催されている。
菅かおるは1976年大分県生まれ。2000年に京都造形芸術大学日本画コースを卒業し、日本画家・千住博に師事。これまでに多くの個展、グループ展で作品発表に取り組むなど、現在まで精力的に活動してきた。
作品では 「水」をモチーフとして、写生による正確な描画をもとに、伝統的な日本画における画材や技法に根ざした絵画制作に取り組む。しかしいっぽうで、例えば偶然性を借りて画面に様々な色面を生じさせ、そこに見出した平面性・空間性を手掛かりに奔放な曲線や幾何学な直線を描き出し、菅の興味や好奇心を出発点とする絵画的な探求も重ねられている。
展覧会タイトルが 「microcosm」と題された本展は、菅が描き出した一つひとつの 「小宇宙」としての絵画を発表するとともに、菅の描き出す 「浮遊感、重力からの解放」、「水と宇宙のつながり」を展示空間での鑑賞体験のなかに織り込もうとするものとなっている。会場ではそのための新たな取り組みとして、光との関係によって表情を変える日本画材の特性を活かしたモビール作品も展示されている。
菅かおるは1976年大分県生まれ。2000年に京都造形芸術大学日本画コースを卒業し、日本画家・千住博に師事。これまでに多くの個展、グループ展で作品発表に取り組むなど、現在まで精力的に活動してきた。
作品では 「水」をモチーフとして、写生による正確な描画をもとに、伝統的な日本画における画材や技法に根ざした絵画制作に取り組む。しかしいっぽうで、例えば偶然性を借りて画面に様々な色面を生じさせ、そこに見出した平面性・空間性を手掛かりに奔放な曲線や幾何学な直線を描き出し、菅の興味や好奇心を出発点とする絵画的な探求も重ねられている。
展覧会タイトルが 「microcosm」と題された本展は、菅が描き出した一つひとつの 「小宇宙」としての絵画を発表するとともに、菅の描き出す 「浮遊感、重力からの解放」、「水と宇宙のつながり」を展示空間での鑑賞体験のなかに織り込もうとするものとなっている。会場ではそのための新たな取り組みとして、光との関係によって表情を変える日本画材の特性を活かしたモビール作品も展示されている。