ルイ・ヴィトンが200点のトランクを世界巡回。「200 TRUNKS, 200 VISIONARIES: THE EXHIBITION 」展開催へ
メゾン創設者であるルイ・ヴィトンの生誕200周年を記念し、200名のアーティスト・クリエイターが再解釈した200点のトランク。これが、巡回展「200 TRUNKS, 200 VISIONARIES: THE EXHIBITION 」として、一堂に会する。
メゾンの創業者ルイ・ヴィトンの生誕200周年を記念して、大型プロジェクト「LOUIS 200」をスタートさせたルイ・ヴィトンが、新たに企画展を世界巡回させる。
ルイ・ヴィトンは今年8月より、200名のアーティスト・クリエイターたちがルイ・ヴィトンのアイコニックなトランクを再解釈したものを世界各地の店舗のウィンドウ・ディスプレイで映像またはポスターで展示してきた。参加アーティストはジャン=ミシェル・オトニエル、ジャン‐フィリップ・デローム、NIGO®、BTSなどジャンルの垣根を超えた多彩な面々だ。今回行われる巡回展「200 TRUNKS, 200 VISIONARIES: THE EXHIBITION 」(「200点のトランク、200名のビジョナリー(仮題)」展)は、このトランク200点が一堂に会するというもの。
本展は、12月9日、パリ郊外アニエールに佇むヴィトン家の邸宅を皮切りに、ニューヨーク、東京、ロンドンをはじめとする世界各地を巡回予定。ツアーの最終地点はサザビーズとなり、22年12月にオークションを実施する。そこでの収益はすべて、ルイ・ヴィトンが設立した奨学金プログラムに充てられる。
ルイ・ヴィトンでビジュアル・イメージ・ディレクターを務めるフェイ・マクロードは本プロジェクトについて、次のように期待を込める。「このプロジェクトの根底には、常に創造性の追求があります。プロジェクト全体が、ルイの鋭い創意工夫と起業家精神へのオマージュです。本展を通して私たちは、さまざまな分野で活躍する才能溢れるビジョナリーたちが、ルイという人物の偉大さを再確認しながら、同じ条件でどのようにして作品を生み出してきたかを鑑賞することができます」。