延期されていた東京オペラシティ アートギャラリーのライアン・ガンダー展が7月に開催。ガンダーが選ぶ収蔵作品展も
コロナ禍による延期を余儀なくされていた東京オペラシティ アートギャラリーのライアン・ガンダーの大規模個展「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」がついに開催。会期は7月16日〜9月19日。
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2021年に開催を予定しながらも、コロナ禍による延期を余儀なくされていた東京オペラシティ アートギャラリーのライアン・ガンダーの大規模個展「ライアン・ガンダー われらの時代のサイン」。本展が今年7月、ついに開催される。会期は7月16日〜9月19日。
ライアン・ガンダーは1976 年イギリス生まれ。2019年のクンストハレ・ベルンでの大規模個展をはじめ、各国で展覧会が開催されている。また、ドクメンタ、ヴェネチア・ビエンナーレなどの国際展での展示や、2010年のセントラルパーク(ニューヨーク)における屋外彫刻といったパブリックアートも知られている。国内では2017年に国立国際美術館(大阪)で個展が開催されている。
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ガンダーは、日常生活で気に留めることすら忘れているあたりまえの物事への着目をその制作の出発点としてきた。オブジェ、インスタレーション、絵画、写真、映像などその作品ジャンルは多岐にわたる。意外なもの同士を結びつけ、情報を部分的に隠蔽し、ユーモアをまじえて考えるきっかけをつくることがガンダー作品の真骨頂となっている。
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今回の個展では、ガンダーの新旧様々な作品を組み合わせながら、大きな展示室をひとつの作品として創出。ガンダーが制作活動の初期から提示し続けてきた時間、貨幣と価値、教育、注意深く見ないと見えないものなどが、ユーモアを交えて展示され、空間全体をひとつの作品としてつくりあげるという。
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また、昨年、東京オペラシティ アートギャラリーで本展の延期にともない開催されていた「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」も、今回の個展と併せて再び開催される。
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