「アンゼルム・キーファー:ソラリス」二条城で3月31日から開催へ
京都の世界遺産・二条城で開催されるアンゼルム・キーファーの個展「アンゼルム・キーファー:ソラリス」。その会期が3月31日〜6月22日に決定した。
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京都市とファーガス・マカフリーギャラリーが世界遺産・二条城で開催する、ドイツの現代美術作家・アンゼルム・キーファーの新作展覧会「アンゼルム・キーファー:ソラリス」。その会期が3月31日〜6月22日に決定した。
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アンゼルム・キーファーは1945年、ドイツのドナウエッシンゲン生まれ。法律とロマンス諸語を学んだ後、フライブルクの美術学校とカールスルーエ芸術アカデミーで絵画を学んだ。70年代初頭にはデュッセルドルフで、画家のヨーゼフ・ボイスに非公式に学んでいる。93年には日本で個展「アンゼルム・キーファー展 メランコリア―知の翼」を開催。この展示の成功を経て、99年に高松宮殿下記念世界文化賞を絵画部門で受賞し、国際的な評価を確固たるものとした。
本展の会場となるのは、二の丸御殿台所・御清所や城内庭園。キーファーのアジアにおける個展としては過去最大規模のものとなる。
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展示作品の一部として発表されたのは、幅9.5メートルを超えるキャンバス作品《オクタビオ・パスのために》や同じく幅5メートルを超える《アンゼルムスここにありき》。そのほかにも鉛やスチールによる立体作品《アンティオキアのマルガリータ》なども展示予定だ。
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なお、展覧会チケットは1月31日より発売され、オンラインでのみ購入可能。二条城の受付では販売しない。