皇居三の丸尚蔵館の収蔵品が「ColBase」で公開。画像データの活用や商用利用も可能に
国立文化財機構所蔵品統合検索システム「ColBase」に皇居三の丸尚蔵館の収蔵品が公開されている。利用規約を遵守することで、データの活用や商用利用も可能になった。
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10月2日、皇居三の丸尚蔵館の収蔵品が「ColBase(コルベース / 国立文化財機構所蔵品統合検索システム)」に追加された。利用規約を遵守することで、データの活用や商用利用も可能だ。
同システムは、2017年に独立行政法人国立文化財機構によってローンチされた、国立博物館の所蔵品を横断的に検索できるサービス。初期には4つの国立博物館(東京国立博物館、京都国立博物館、奈良国立博物館、九州国立博物館)の文化財データが公開され、現在では奈良文化財研究所、そして皇居三の丸尚蔵館の収蔵品も追加で公開されている。
これは、先日11月3日にリニューアルオープンされた「皇居三の丸尚蔵館」の管理・運営が宮内庁から独立行政法人国立文化財機構に移管されたことによる影響が大きいとみられる。このColBase上でクリックひとつでダウンロードできるのは大きな変化と言えるだろう。
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なお、国立文化財機構に設置されている文化財活用センターのブログでは、ColBaseの様々な活用方法も提案されている。ぜひこちらもあわせてチェックしてみてほしい。
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