たかくらかずき「ハイパーマン」がGINZA SIXのエントランスに登場

　銀座の商業施設「GINZA SIX」が4月4日より「INTO THE DEEP NATURE」をテーマに、アートを中心とした春のプロモーションを展開。その目玉となるのが、エントランスに登場するたかくらかずきによる宇宙と自然の守護神 「ハイパーマン」像だ。

　たかくらは1987年生まれ。東京造形大学大学院修士課程修了。ビデオゲームやピクセルアート、VR、NFT、AIなどのデジタル表現を使用し、仏教などの東洋思想による現代美術のルール書き換え、デジタルデータの新たな価値追求、キャラクターバリエーションの美学をテーマに作品を制作している。

　本作は、奥行2.3×幅3×高さ3.7メートルの大作。東洋の自然観に共通する、地・水・火・風・空の5つのエレメントをモチーフとした画像が、宇宙と自然の守護神「ハイパーマン」像を形づくる多数のディスプレイからエンドレスに流れ続けるというもの。背景には、十二支の動物キャラクターたちが、ポップでデジタルなビジュアルとして広がる。展示期間は4月4日～5月6日。

　なお4月25日からは、たかくらのTシャツやトートバッグなど、ここでしか手に入らないオリジナルアイテムが登場するので、こちらもチェックしたい。

　このほか、4月17日からは「SKWAT（スクワット）」などで注目される中村圭佑率いる設計事務所「DAIKEI MILLS」とGINZA SIXが協業し、「一本の木が家具となり建築となる」、そのプロセスを多角的に魅せていく継続的なプロジェクト「A Tree（仮）」も始動。

　プロジェクトの第一弾として、館内レストスペースには吉野杉のファニチャーが、屋上庭園には「ROOFTOP ART PARK」が登場する。