2025.3.21

今週末に見たい展覧会ベスト12。ル・コルビュジエから「リビング・モダニティ」、ジオ・ポンティまで

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s‒1970s」の展示風景より、ミース・ファン・デル・ローエ「ロー・ハウス」の実寸大
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もうすぐ閉幕

「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」(パナソニック汐留美術館

展示風景より

 近代建築の巨匠として世界的に知られているル・コルビュジエ(1887〜1965)。その後期の絵画芸術に注目する展覧会「ル・コルビュジエ―諸芸術の綜合 1930-1965」が、3月23日までパナソニック汐留美術館で開催されている。レポート記事はこちら

 コルビュジエは、生まれ育ったスイスのラ・ショー=ド=フォンの美術学校在学時より画才の頭角を現し、18年から約10年間は画家のアメデ・オザンファンと創始した「構築と総合」の芸術である「ピュリスム」運動のもと絵を描いた。

 本展は4章で構成し、約90点(絵画、彫刻、素描、タペストリー、図面、模型、ルシアン・エルヴェの写真作品)のほか写真資料を展示。30年代以降にコルビュジエが手がけた絵画、彫刻、素描、タペストリーを展示し、さらに彼が求め続けた新しい技術の芸術的利用にもスポットを当てる。また、後期の建築作品もあわせて紹介することで、はるかに伝統的な枠組みを超え、モダニズムの領域をも拡張したル・コルビュジエの円熟期の芸術観を明らかにする。

会期:2025年1月11日~3月23日
会場:パナソニック汐留美術館
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F
開館時間:10:00~18:00(2月7日、3月7日、14日、21日、22日〜20:00) ※入館は閉館の30分前まで 
料金:一般1200円 / 65歳以上 1100円 / 大学生・高校生 700円 / 中学生以下無料 ※土日祝は日時指定予約(平日は予約不要)。当日空きがあれば入館可能。混雑状況により入館方法が変更になる場合がある。

「今津景 タナ・アイル」(東京オペラシティ アートギャラリー

展示風景より

 インドネシアを拠点に活動する現代アーティスト・今津景による初の大規模個展「今津景 タナ・アイル」が、3月23日に東京オペラシティ アートギャラリーで閉幕する。レポート記事はこちら

 今津は、インターネットやデジタルアーカイヴから得た画像をコンピュータ・アプリケーションで加工し、その下図をもとにキャンバスに油彩で描く手法で知られている。2017年からインドネシアのバンドンを拠点にし、近年はインドネシアの都市開発や環境汚染といった社会的な問題をテーマにした作品を多く発表している。

 本展のタイトル「タナ・アイル」は、インドネシア語で「タナ(Tanah)」が「土」を、「アイル(Air)」が「水」を意味し、両者を合わせると「故郷」を意味する。インドネシアの歴史や神話、環境問題といった多様なテーマが取り入れられた作品を紹介することで、日本という故郷と、現在の拠点であるインドネシアのふたつの土地に根ざした経験と思考が反映された今津の作品を通じ、鑑賞者に自らの「生きる場所」を再考するきっかけを提供している。

会期:2025年1月11日〜3月23日
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル3F 
開館時間:11:00〜19:00 ※入場は18:30まで
料金:一般 1400円 / 大高生 800円 / 中学生以下無料 

恵比寿映像祭2025「第2回コミッション・プロジェクト」(東京都写真美術館

「恵比寿映像祭2025」展示風景より、小森はるか《春、阿賀の岸辺にて》(2025)

 東京都写真美術館をメイン会場に開催されている「総合開館30周年記念 恵比寿映像祭2025 Docs ―これはイメージです―」。その「第2回コミッション・プロジェクト」のファイナリストによる新作展示が3月23日に終了する。

 「コミッション・プロジェクト」とは、日本を拠点に活動する新進アーティストを選出し、制作委嘱した映像作品を本映像祭の成果として発表するという試みだ。2023年にはその第1回が行われ、荒木悠《仮面の正体 海賊盤》(2023)、金仁淑(キム・インスク)《Eye to Eye》(2023)の2作品が特別賞を受賞した。

 第2回となる今回は、小森はるかによる《春、阿賀の岸辺にて》(2025)が特別賞を受賞。同作はドキュメンタリー映画『阿賀に生きる』(1992、監督:佐藤真)の発起人であり、50年間新潟水俣病の患者に向きあってきた旗野秀人に寄り添い、その土地の記憶の継承に挑んだ作品だ。 「恵比寿映像祭2025」の会場レポートや「第2回コミッション・プロジェクト」のファイナリストによる作品の詳細はこちら

会期:2025年1月31日~2月16日 ※コミッション・プロジェクト(3F展示室)は3月23日まで
会場:東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス各所、地域連携各所ほか
開館時間:10:00〜20:00(1月31日~2月15日、最終日は〜18:00) 
料金:入場無料 ※一部のプログラム(上映など)は有料

「豊原国周生誕190年 歌舞伎を描くー秘蔵の浮世絵初公開!」(静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)

展示風景より、右が豊原国周《五代目大谷友右衛門の久利伽羅でん次》(1866、慶応2年)太田記念美術館蔵

 静嘉堂@丸の内で「豊原国周生誕190年 歌舞伎を描くー秘蔵の浮世絵初公開!」が3月23日まで行われている。レポート記事はこちら

 静嘉堂では、三菱二代社長・岩﨑彌之助の夫人・早苗が愛玩した「錦絵帖」を多数所蔵しており、1996年に開催した「静嘉堂文庫の古典籍 第二回 歌川国貞展―美人画を中心に」で主要作品を紹介。以来、国貞の美人画コレクションは、高く評価されている。

 本展では、美人画と並ぶ浮世絵の二大ジャンル・役者絵に注目。近世初期風俗画の優品《歌舞伎図屏風》を皮切りに、初期浮世絵から錦絵時代を経て明治まで、役者絵の歴史をたどるものとなっている。浮世絵界の重鎮・国貞でなければ描けない密画の肉筆画帖《芝居町・新吉原 風俗鑑》、その弟子で明治の写楽・国周らの錦絵帖が楽しめるこの機会をお見逃しなく。

会期:2025年1月25日~3月23日[(前期] 1月25日~2月24日、[後期] 2月26日~3月23日)
会場:静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)
住所:東京都千代田区丸の内2-1−1 明治生命館1F
電話番号:050-5541-8600 
開館時間:10:00~17:00(土〜18:00、2月19日・3月19日・3月21日〜20:00) ※入館は閉館30分前まで 
料金:一般 1500円 / 大高生 1000円 / 中学生以下 無料 ※本展半券で太田記念美術館「生誕190年記念 豊原国周」展が一般・大高生ともに100円引。太田記念美術館「生誕190年記念 豊原国周」半券で本展入館料一般200円引。他の割引との併用は不可。

「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」(滋賀県立美術館

展示風景より

 滋賀・大津の滋賀県立美術館で、写真における「ブツドリ(物撮り)」に焦点を当てた展覧会「BUTSUDORI ブツドリ:モノをめぐる写真表現」が3月23日に閉幕する。レポート記事はこちら

「ブツドリ(物撮り)」という言葉は、本来は商業広告などに使う商品(モノ)を撮影することを指す。この「ブツドリ」を「物」を「撮」るという行為として広くとらえてみると、写真史において連綿と続いてきたひとつの重要な表現形式と考えることもできるだろう。

 本展は、「モノ」を撮影することで生まれた写真作品を、この「ブツドリ」という言葉で見直し、日本における豊かな表現の一断面を探る試みとなる。重要文化財である明治期の写真原板から、文化財写真、静物写真、広告写真、そして現代アーティストの作品まで、200点以上の写真作品を楽しむことができる。

会期:2025年1月18日〜3月23日
会場:滋賀県立美術館
住所:滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
開館時間:9:30〜17:00 
料金:一般 1200円 / 大学・高校生 800円 / 中学・小学生 600円

今週開幕

「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」(すみだ北斎美術館

展示風景より、山東京伝『新吉原細見』(1792) 板元:蔦屋重三郎

 すみだ北斎美術館で、「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」が始まっている。レポート記事はこちら

 本展は、浮世絵師による有名な作品の展示のみならず、その板元(版元)たちがどのように絵師たちをプロデュースし、世に作品を生み出してきたかをたどる展覧会となっている。現在、NHKにて放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」とあわせて鑑賞したい内容だ。

 江戸のメディア王と評され、北斎の才能に早くから目をつけていた蔦屋重三郎をはじめ、「冨嶽三十六景」をヒットさせた西村屋与八、『北斎漫画』を出版した永楽屋東四郎といった江戸の板元たち、また伝統木版として、浮世絵制作、北斎からインスパイアされた現代アーティストの作品が紹介。江戸時代の蔦屋重三郎から現代まで浮世絵業界を支えるプロデューサーズの世界を窺うことができる。

会期:2025年3月18日〜5月25日 ※前後期で一部展示替えを実施
会場:すみだ北斎美術館 3階企画展示室
住所:東京都墨田区亀沢2-7-2
開館時間:9:30~17:30 ※入館は17:00まで
休館日:月(ただし、祝日または振替休日の場合はその翌平日休館)、5月7日
料金:一般 1000円 / 高校・大学生、65歳以上 700円 / 中学生 300円 / 小学生以下 無料

「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s‒1970s」(国立新美術館

展示風景より

 快適性や機能性、芸術性の向上を目指した建築家たちが設計した「戸建ての住宅」を紹介する企画展「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s‒1970s」が、東京・六本木の国立新美術館で行われている。レポート記事はこちら

 本展では、20世紀にはじまった住宅をめぐる革新的な試みを、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープという、モダン・ハウスを特徴づける7つの観点から再考する。また当代の暮らしを根本から問い直し、快適性や機能性、そして芸術性の向上を目指した建築家たちが設計した、戸建ての住宅を紹介。とくに力を入れて紹介する傑作14邸を中心に、20世紀の住まいの実験を、写真や図面、スケッチ、模型、家具、テキスタイル、食器、雑誌やグラフィックなどを通じて多角的に検証する。

会期:2025年3月19日~6月30日
会場:国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22-2
電話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00~18:00(金土~20:00) ※入場は閉館の30分前まで
休館日:火、5月7日(ただし4月29日と5月6日は開館)
料金:一般 1800円 / 大学生 1000円 / 高校生 500円 / 中学生以下 無料

「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」(21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3)

展示風景より

 20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家でありデザイナーであったジオ・ポンティ(1891〜1979)。その作品と哲学に焦点を当て、家具、プロダクト、建築における彼の統合的な視点を探る展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3で開催されている。レポート記事はこちら

 ジオ・ポンティは、スプーン1本から高層ビルに至るまで、あらゆるスケールのデザインを手がけた建築家だ。その代表作である1960年竣工のミラノの「ピレリ高層ビル」や、1957年に発表された超軽量の椅子「スーパーレジェーラ」は、薄さと軽やかさを追求した名作として知られる。

 本展では、ジオ・ポンティ・アーカイヴスの協⼒のもと、おもにポンティがミラノ、デッツァ通りの⾃宅のためにデザインした家具から、モルテーニにより復刻されたアームチェア、コーヒーテーブル、ブックシェルフと、床に⼤胆に導⼊されていたセラミックタイルの再現を通して、ポンティ独⾃の空間世界をインスタレーションとして紹介。また、およそ60年にわたる巨匠の仕事を振り返る⼤パネルには、1920年代のリチャード・ジノリの磁器製品やオリジナルドローイングの展⽰のほか、フランチェスカ・モルテーニ監督によるドキュメンタリー映像『Amare Gio Ponti』も上映されている。

会期:2025年3月19日~3月31日
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
開館時間:10:00〜19:00 
休館日:3月25日 
料金:無料

「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」(大阪中之島美術館

ROUND1「カプコン ゲームクロニクル」展示風景より、キャラクター展示 ⓒCAPCOM

 大阪中之島美術館で企画展「大カプコン展 ―世界を魅了するゲームクリエイション」がスタートした。レポート記事はこちら

 カプコンは1983年大阪に本社が設立されたゲームソフトメーカー。対戦格闘ゲームの歴史を築いてきた「ストリートファイター」シリーズや、サバイバルホラーゲーム 「バイオハザード」シリーズ、広大な世界を旅してモンスターを捕獲する「モンスターハンター」シリーズなど、数多くのタイトルを開発してきた。本展は、創業40周年を迎えたカプコンのゲームクリエイションに注目し、その原点から最新技術まで、総合的に紹介する初の展覧会だ。

 本展では、開発者たちの「手」による企画書や原画、ポスターやパッケージなどのグラフィックワーク、体験型コンテンツ、最新技術など、ゲーム誕生の壮大なプロセスとそこに関わるクリエイターたちの想像力と実現力を紹介。日本が誇るゲーム文化をあらためてとらえなおす機会となっている。

会期:2025年3月20日~6月22日
会場:大阪中之島美術館 5階展示室
住所:大阪市北区中之島4-3-1
開館時間:10:00~17:00 ※入場は16:30まで
休館日:月(ただし、4月28日、5月5日は開館)、5月7日
料金:未定

「民具のミカタ博覧会―見つけて、みつめて、知恵の素」(国立民族学博物館

「ガイダンス展示」展示風景より

 大阪・万博公園内にある国立民族学博物館で、その創設50周年を記念した特別展「民具のミカタ博覧会―見つけて、みつめて、知恵の素」が開幕した。レポート記事はこちら

 「民具」とは、日本国内において、日常の生活で必要なものとしてつくられ、使用されてきた造形物を指す。それらは、研究者が旅をしながら様々な地域の生活文化と出会い、収集されて博物館コレクションへと発展してきた。

 本展では、1970年大阪万国博覧会のために世界各国で収集された世界の民具と、その同時代に日本文化の多様性に目を向けて、全国規模で収集された武蔵野美術大学美術館・図書館所蔵の日本の民具から、選りすぐりの民具を紹介する。数多くの切り口から、世界と日本の民具の魅力を「見つけて」一つひとつ「みつめて」、そこに「知恵の素」を探っていく。

会期:2025年3月20日~6月3日
会場:国立民族学博物館 特別展示館
住所:大阪府吹田市千里万博公園10-1
開館時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで
休館日:水 
料金:一般 880円 / 大学生 450円 / 高校生以下無料

「スペクトラム スペクトラム」(銀座メゾンエルメス フォーラム

Installation view of the exhibition “Spektrum,” 2024 「スペクトラム」 展示風景(2024年)
© Isabelle Arthuis / Courtesy of Fondation d’entreprise Hermès

 銀座メゾンエルメス フォーラムで、エマニュエル・カステラン、題府基之、川端健太郎、マリー・ローランサン、ヨハネス・ナ―ゲル、ヴァルター・スウェネン、津田道子による展覧会「スペクトラム スペクトラム」が始まった。

 本展は、ブリュッセルにあるラ・ヴェリエール(La Verrière)にて開催された「Spektrum」(2024年5月16日~7月27日)をもとに、日本における新たなナラティブの構造をかさねあわせた展覧会。タイトルである「スペクトラム」とは、ドイツ語表記によるスペクトル(Spectrum)で、物理的な現象の分布や範囲(光学や音響にもちいられるスペクトルなど)を表すと同時に、亡霊や幻視といった超自然的な存在や、また比喩的に扇子を意味するなど、広い射程とグラデーションを持つ言葉だ。

 展覧会では、7名のアーティストの真実と反射、逆転、持続、幻想、心霊現象などの「あいだ」にある場所を意図的に登場させ、鑑賞者の身体を通じた作品とのナラティブの形成を提示することを試みている。

会期:2025年3月20日~6月29日
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム
住所:東京都中央区銀座5-4-1
電話番号:03-3569-3300
開館時間:11:00~19:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:水
料金:無料

企画展「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」(千葉市美術館

パロマ・バルディビア 問いかけの本 2022年 ©Paloma Valdivia

 千葉市美術館で、企画展「ブラチスラバからやってきた!世界の絵本パレード」が3月22日にスタートする。

 BIBの通称で親しまれるブラチスラバ世界絵本原画展(Biennial of Illustrations Bratislava)は、スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される、世界最大規模の絵本原画コンクールだ。

 本展は、2023年10月から12月にかけてブラチスラバで開催された「BIB 2023」(第29回展)の出品作品を中心に構成。参加した36か国、275名による355冊の絵本、総計2072点の原画は、それぞれ異なる文化を持ちながら、共通して鑑賞者の想像力をかき立てるパワーを秘めている。そのなかから国際審査を経て選ばれた受賞作品、そして日本代表として選出された10組の作家の作品を展覧。また、作家へのインタビューなどを通して明らかとなった創作の背景を、関連作品および資料を交えて紹介する予定だ。

会期:2025年3月22日~5月18日
会場:千葉市美術館
住所:千葉県千葉市中央区中央3-10-8
電話番号:043-221-2311
開館時間:10:00~18:00(金土は~20:00) (入場は閉館の30分前まで)
休館日:4月7日、14日、21日、28日、5月7日、12日
料金:一般 1200円 / 大学生 700円 / 小・中学生、高校生 無料