日常の美を探る旅。Ryu Itadaniの展覧会「Everyday Life “HERE & THERE”」が銀座と恵比寿の2会場で開催
ベルリンを拠点に活躍するアーティスト・Ryu Itadaniの展覧会「Everyday Life “HERE & THERE”」が東京・銀座と恵比寿で開催される。街や旅先の風景、日常の中にあるモノや植物を鮮やかな色彩で描く作品は、見る者に新たな視点と心躍る感覚をもたらす。
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ベルリンを拠点に活動するアーティスト・Ryu Itadaniの展覧会「Everyday Life “HERE & THERE”」が、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックス(8月9日~9月23日)と恵比寿のアルフレックス東京(9月5日〜24日)で開催される。
Ryu Itadani(板谷龍一郎)は1974年に大阪で生まれ、大阪からトロント、東京、ロンドンと移り住んだのち、現在はベルリンに在住している。その作品は、住んでいる街や旅先の風景、部屋にある日用品や植物など、日常の中で見つけた何気ない場面を、鮮やかな色彩と自由な線でとらえるのが特徴だ。見慣れた風景や物に対する新たな視点を提供し、観る者に新鮮な感覚と心躍るような感情をもたらしてくれる。
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今回の展覧会では、ポーラ ミュージアム アネックスでは「THERE」と題し、街や旅先での風景をテーマにした作品を展示。いっぽう、アルフレックス東京では「HERE」として、植物や日用品を描いたプリント作品を中心に、MARENCO(マレンコ)や無垢材スツールに直接ペインティングした一点物のアートピースも展示する。また、アルフレックス東京では、9月6日から9月15日の期間中、公開制作も行われる予定だ。
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Itadani自身の言葉によると、彼は自転車での移動を通じて、自分のペースで景色が流れる感覚や、立ち止まって見つける新たな発見を楽しんでいるという。「そこ」と「ここ」の移り変わりを体感しながら、日常の中にある美しさをとらえることが創作の源となる。ベルリンから東京へ、銀座から恵比寿へと行き来するなかで、動く途中に、動く先に、出会うものがあったらよいと話している。
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「HERE」と「THERE」の2つの視点から、Itadaniの独特な世界観を体感することができる本展。その作品を通じて、日常の中に隠された美しさや新たな発見を感じてほしい。