「Art Kudan 2025」(kudan house)開幕レポート。親密な空間でアートの購入体験を
東京・九段にある「kudan house」(旧山口萬吉邸)を舞台に開催されているアートイベント「CURATION⇄FAIR Tokyo」。その第2部となるアートフェア「Art Kudan」がスタートした。会期は2月24日まで。

展覧会とアートフェアの2部で構成され、東京・九段にある登録有形文化財「kudan house」(旧山口萬吉邸)を舞台に開催されているアートイベント「CURATION⇄FAIR Tokyo」。その第2部となるアートフェア「Art Kudan」が始まった。
昨年初めて開催されたこのイベント。今年は2月1日〜16日の期間、3名のキュレーターによって厳選された作品を紹介する展覧会が開催され、古美術から近代美術、現代美術まで、異なる時代やジャンルの作品が同じ空間で展示され対話を繰り広げていた。


2月24日まで開催されているアートフェアでは、鑑賞者は実際に作品を購入することを通じ、「アートをコレクションする喜び」を体験することができる。今年の参加ギャラリーは昨年の15軒から21軒へ増加。各ギャラリーによる展示作品数も大幅に増えている印象を受けており、「それぞれのギャラリーの熱量が非常に伝わってくるプレゼンテーション」になっていると、主催者の川上尚志(ユニバーサルアドネットワーク代表)は開幕に際して述べている。