私たちのファッション展。「LOVEファッション」展の企画者・小形道正が語る「着る人たちのゲーム」と「私を着がえるとき」
18世紀から現代までの衣装と現代美術の作品を通じ、装いがもたらすアイデンティティの変容や他者とのつながりを紐解く展覧会「LOVEファッション―私を着がえるとき」が、11月24日まで京都国立近代美術館で開催されている。本展の趣旨やそこに込められた思いなどについて、企画者のひとりである小形道正(大妻女子大学 専任講師)が解説する。
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Curator's Voice
美術館の展覧会を企画する学芸員(キュレーター)が、展覧会の見どころや裏話を語る。
18世紀から現代までの衣装と現代美術の作品を通じ、装いがもたらすアイデンティティの変容や他者とのつながりを紐解く展覧会「LOVEファッション―私を着がえるとき」が、11月24日まで京都国立近代美術館で開催されている。本展の趣旨やそこに込められた思いなどについて、企画者のひとりである小形道正(大妻女子大学 専任講師)が解説する。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第26回は、東京・六本木の国立新美術館で開催中の「CLAMP展」(〜9月23日)を取り上げる。マンガを展示するために、キュレーターは何を目指し、どのような試行錯誤を重ねるのか。担当した同館特定研究員の吉村麗が語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第25回は、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で開催中の「鎌倉別館40周年記念 てあて・まもり・のこす 神奈川県立近代美術館の保存修復」(〜7月28日)を取り上げる。保存修復担当が常駐している国内でも稀有な美術館である同館では、いったいどのようにコレクションを維持しているのか。担当学芸員の橋口由依が語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第24回は、滋賀県立美術館で開催中の「つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人─たとえば、『も』を何百回と書く。」(~6月23日)を取り上げる。本展からうかがえるアール・ブリュットの可能性と誤解、そして滋賀県立美術館がアール・ブリュットを収蔵方針に掲げる意義について、担当学芸員の山田創が語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第23回は、国立ハンセン病資料館で開催中の「絵ごころでつながる-多磨全生園絵画の100年」(~9月1日)を取り上げる。自身も美術家として絵を描き続けている同館学芸員の吉國元が、本展企画者そしてひとりの描き手としての視点から、長きにわたり国立療養所多磨全生園の入所者らが置かれてきた立場、そしてその入所者のひとりであった瀬羅佐司馬が描いた自画像について語ってくれた。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第21回は、水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催中の展覧会「須藤玲子:NUNOの布づくり」(〜5月6日)をピックアップする。須藤作品の素晴らしさや本展を企画した背景、そして近年、テキスタイル作品に対する注目が高まる理由などについて本展の企画者・高橋瑞木が語る。
美術館/博物館の学芸員(キュレーター)や研究員が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第21回は、国立民族学博物館で開催中のみんぱく創設50周年記念企画展「水俣病を伝える」(〜6月18日)をピックアップする。「水俣病を伝える」活動とそれに取り組む人びとに焦点を当て、約150点の資料とともに紹介する本展が目指したものや課題について、プロジェクト・リーダーの平井京之介が語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第20回は、静岡県立美術館で開催中の展覧会「天地耕作 初源への道行き」(〜3月27日)をピックアップする。村上誠、村上渡、山本裕司ら3人によって行われてきた野外美術制作プロジェクトが20年ぶりに美術館という場所で再集結。そのアーカイヴや美術館裏山に登場した野外作品は、鑑賞者に何をもたらすだろうか。リサーチから企画、実現に至るまでの道のりを担当学芸員・植松篤が語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第19回は、森美術館で開催中の「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」展(企画:マーティン・ゲルマン、椿玲子)をピックアップする。いま、「エコロジー」をテーマにした展覧会を企画する意義とは? マーティン・ゲルマンが語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第18回は、世田谷美術館で開催中の企画展「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」をピックアップする。倉俣史朗は「もの派」だった? 《ミス・ブランチ》はどうして生まれたのだろうか。展覧会企画者ならではの考察と、そこから見える疑問について、学芸員・野田尚稔が語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第17回は、画家でありデザイナーのジョセフ・アルバースの「教師」としての側面に光を当てるDIC川村記念美術館の企画展「ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室」をピックアップする。アルバースは学生たちに何を教え、学生たちは何を学んだのか。そして、それらはどのようなかたちでアルバースの作品に表れるのか。学芸員・亀山裕亮が語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第16回は、テートのコレクションから「光」をテーマに厳選された約120点の作品を紹介する展覧会「テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ」(国立新美術館)の担当キュレーター、マシュー・ワッツ(テート美術館アシスタント・キュレーター)が、何世紀にもわたって芸術家たちを魅了してきたテーマ「光」と、テートのコレクションを日本で紹介する意義について語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第15回は、プロダクトデザインのオリジナリティに注目し、その魅力や可能性を伝えることをテーマとした21_21 DESIGN SIGHTの企画展「The Original」をピックアップする。展覧会ディレクターを務めた土田貴宏が、デザインジャーナリストならではのアプローチによる展覧会設計や各所で言及されているデザインミュージアムへの意識を語った。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第14回は、青森県弘前市で3度にわたって開かれた奈良美智の展覧会を振り返り、未来へと継承する弘前れんが倉庫美術館の「もしもし、奈良さんの展覧会はできませんか?」。担当学芸員の佐々木蓉子が開催に至るエピソードや見どころを語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第13回は、東京国立近代美術館より豊田市美術館に巡回したゲルハルト・リヒターの個展「ゲルハルト・リヒター展」展(愛知展)を担当した鈴木俊晴(豊田市美術館学芸員)が、展覧会開催の裏側を語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第12回は、イヴ・クラインの作品を中心に、同時代の作家や現代の作家たちに共通する「非物質性」を探求する展覧会「時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるもの」(金沢21世紀美術館)を担当した学芸員のひとり、黒沢聖覇がクラインの制作や日本で本展を開催する意義について語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第11回は、写真家・川内倫子の新作シリーズ「M/E」を中心に、10年の活動について振り返る個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」展の担当キュレーター・瀧上華が、開催に至るまでの軌跡を振り返る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第10回は、デンマークのデザイナー、フィン・ユール(1912〜1989)を中心に、同国の家具デザインの歴史と変遷をたどる企画展「フィン・ユールとデンマークの椅子」(東京都美術館)を担当した小林明子(東京都美術館学芸員)が、本展開催の背景や見どころについて語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第9回は、日本の美術館としては16年ぶりの開催となったゲルハルト・リヒターの個展「ゲルハルト・リヒター展」展(東京展)を担当した桝田倫広(東京国立近代美術館主任研究員)が、展覧会開催の裏側を語る。
美術館の学芸員(キュレーター)が、自身の手がけた展覧会について語る「Curator's Voice」。第8回は、国立西洋美術館で開催中の「自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで」展を担当した陳岡 めぐみ(国立西洋美術館主任研究員/国立アートリサーチセンター〈仮称〉準備室)が、本展の経緯と背景について語る。
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